リチャード・バックミンスター・フラー [ デザインの部屋]
リチャード・バックミンスター・フラー
[Richard Buckminster Fuller] (1895〜1983)
建築家、数学者、哲学者、エンジニア、デザイナー・・・現代のレオナルド・ダ・ヴィンチといわれている。 独自の数学、物理学体系「工ネルギー/シナジー幾何学」を構築。
以後その応用として「ダイマクション・ハウス」「ダイマクション・カー」等、革命的な発明を次々に発表。しかし、商業的には失敗。1953年に発明した「ジオデシック・ドーム」によって商業的にも成功。
「ジオデシック・ドーム」は、最も軽く最も強く、最もコスト効率の良い構造(多分、当時は...)。包囲からの内部支持を必要とせず、多くのスペースをカバーすることができ、また、費用効果だけでなく構築しやすい構造となっている。1957年に、ホノルルのジオデシックドーム講堂が素早く組み立てられ、22時間後には、満員の聴衆がコンサートを楽しむことができたという。
思想家、哲学者としても著名で、彼の発案による「宇宙船地球号」の概念は、彼のダイマクション地図(可視のひずみのない平らな表面上の大陸を最初に示した地図....
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バックミンスター・フラーの世界—21世紀エコロジー・デザインへの先駆
harryさん、niceをありがとうございます。
by room7 (2006-11-29 18:06)