スウォッチ(swatch) [ デザインの部屋]
スウォッチ
スイス最大のムーブメントメーカーETA社の社長アーンスト・トムケ博士が、台頭する日本や香港のクォーツと計に対抗することを目的とした、革命的ともいえる低コストの時計。1980年にプロジェクトに着手した時、「少数部品を使う単純構造」というコンセプトのもとに、次のような基本スペックが定められた。(1)時計はアナログでなくてはならず、デジタルは採用しない。(2)非常に高性能であり、正確でなければならない。(3)オートメーションで組み立てる部品の数を制限して、製造コストを押さえるものとする。
彼とふたりの技術者ジャック・ミューラー、エルマー・モックによって考えられた技術的突破口は、ケースとムーブメントを1つのユニットとして考えるというもので、ケースとベルトにはABS樹脂、クリスタルにはブレキシグラスをつかうことにし、部品数51個の軽くて頑強な防水機能付き腕時計が開発された。1983年に最初のコレクションの販売をスイスで開始する。
年に2回モデル・チェンジを行うため定番商品を持たないのが特徴。こうした、ファッション・アクセサリーと腕時計の中間的な製品を売るための戦略は、フランツ・X・スプレッシャーによって考えられ、「スウォッチ」のネーミングも、彼によってなされた....
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男性のスーツをテーマとした時計。ダークグレーのテキスタイルに極細ブルーのストライプのベルト。
人気キャラクター「タンタン」とスウォッチの生誕75周年を記念したコラボレーションモデル。
昔のクロノグラフタイプ
この写真は、1995年 秋冬モデル。文字盤のインダイアルはゴルフボール、文字盤がグリーン
アートコレクション
世界のアーティスト・デザイナーたちがデザイン、写真は、1996年 春夏モデル(50000本限定)。オーストラリアのアボリジニであるBridget Mutji(ブリジェット・ムッチ)氏のデザイン
オリンピックスペシャル
この写真は、1999年シドニーオリンピックモデル
スウォッチ スペシャル
写真は1990年 クリスマススペシャル(世界限定 9,999セット)
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