花鳥風月の科学/松岡正剛 [ 本の部屋]
(これは、以前別のblogで発表した物です)
松岡正剛著「花鳥風月の科学」
松岡正剛は、多くの著作があり、テレビの制作者のタイトルにも名前が出ていたりするが、昔、「遊」という雑誌を出していた人で、今では絵本作家として有名なレオ・レオーニの「平行植物」や、昨今ジャーナリストも当たり前のように使っている「ガイア」という言葉を持ち込んだ、ジェームス・ラブロックの「地球生命圏 ガイアの科学 」を早い時期に紹介したりもしている。
この本も、彼の広大な知識の中を自由に駆け巡り、 西行、エジソン、織田信長、柳田国男、スピルバーグ...なんともまあ、これらの人々が、彼の作り出す物語の中で、顔を突き合わせ立ち話でもしているような光景が生まれている。
「山」「道」「神」「風」「鳥」「花」「仏」「時」「夢」「月」の10章からなっていて、読んでいて楽しからグイグイ読んでいけるのだが、話の内容はかなり深くて、何度も読みなおすことになる。
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