SSブログ

ダンサー・イン・ザ・ダーク vs サウンド・オブ・ミュージック [ 映画の部屋]

(これは、以前別のblogで発表した物です)

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、"いわゆるミュージカル映画"に対する挑戦という側面もあり、その代表として「サウンド・オブ・ミュージック」を取り上げている。監督は、劇中、ビョークの男友達に「ミュージカルは好きではない」と語らせている。その反面、処刑を待つビョークに「サウンド・オブ・ミュージック」の曲を歌わせている。監督のミュージカル映画に対する野心みたいなものが感じられる。

ミュージカルと映画の関係を新しく組み直すことで、映画としての可能性を広げたという意味で、評価できる作品なのかもしれない。

もともとビョークは、「サウンド・オブ・ミュージック」のヒロイン、マリアに似ているのかもしれない....と、今ふと思った。マリアの方が、ずっと幼い感じはするが、明るく無邪気に困難に立ち向かう様子など、同質のものを感じたりする。ただ、ビョークには、病気があり、それが子供に遺伝していた...という違いがあった...。それの違いを運命とするなら、運命の残酷な面がこの話のベースとなっている。そして、運命をどうとらえ、受け止めていくのか...自分なりに受け止めきれた時、あらゆる失望感の中に希望を感じることができるのだろう...。この監督は、そんなことを言いたかったのだろうか?
サウンド・オブ・ミュージックとダンサー・イン・ザ・ダークは、人間の運命について、その表面と裏面の関係を示しているようにも思える。

ダンサー・イン・ザ・ダーク

ダンサー・イン・ザ・ダーク

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2004/11/25
  • メディア: DVD


サウンド・オブ・ミュージック

サウンド・オブ・ミュージック

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/03/19
  • メディア: DVD

ビョークの公式サイト

ビョークでググってみる

 iTunes Music Store(Japan)

にほんブログ村 映画ブログへ #映画の部屋
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。


room7読者.jpg  にほんブログ村 デザインブログ デザイン情報へ
にほんブログ村  banner2.gif

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。