ウォルター少年と夏の休日/ティム・マッキャンリーズ [ 映画の部屋]
映画は、DVDで子供と一緒に見ることが多くなっているので、レンタルショップでの選考には時間を要する。アニメばっかりでは...と思う親心(自分のことは棚に上げ...)。
ロッタちゃんやピッピは、まったく問題ない。では、その次は...いきなりテリー・ギリアム...というわけにもいかず...かといって、リトル・スチュアートやPixar...ネタが尽きる。
そんな中、「アイアン・ジャイアント」のティム・マッキャンリーズ監督の「ウォルター少年と夏の休日」を選んでみた。
「シックス・センス」のハーレイ・ジョエル・オスメント、「サイダーハウス・ルール」のマイケル・ケイン、「ゴッドファーザー」のロバート・デュヴァル、というしっかりとした演技をする3人の役者が物語をつくりあげていく。(この映画は「アイアン・ジャイアント」の監督ということと役者で選んだ...)
のどかなテキサスの風変わりな老人達との生活と、若き日の老人達の異国での破天荒の活躍(子供はこういうところが好きなんだね)が好対照をなしていて、見るものを飽きさせない。そして、気弱な少年ウォルターが、老人達と生活を共にしていく中、人間的に成長していく様子も心地よい。
複雑な家庭環境や母親の問題など、子供からの質問に対して心しておかなければならないが、こうしたことは、アメリカの映画である以上は、いたしかたないことなのだろうか..?
◆「ウォルター少年と夏の休日」の日本のオフィシャルサイト
http://www.kadokawa-herald.co.jp/official/s_hand_lions/
このマイケル・ケインは最高! 競演はサー・ローレンス・オリヴィエ
#映画の部屋
MOBYDICKさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-06-04 22:23)