トーキング・ヘッズ...大いなる実験 [ 音楽の部屋]
トーキング・ヘッズ...'70〜'80に特異な存在としてミュージックシーンを牽引してきたバンド。
1975年にニューヨークのアートスクールに通う3人、デヴィッド・バーン(ボーカルとギター)、クリス・フランツ(ドラム)、ティナ・ウェイマス(ベース)によって結成され、76年にジェリー・ハリソン(キーボード)が加わり、1977年にデビュー・アルバム「サイコ・キラー'77 (Talking Heads:77)」が発表される。
元ロキシー・ミュージックのブライアン・イーノ(Brian Eno)のプロデュースを受けたり、アフリカン・ファンクやカントリー、サルサなど取り入れたり...様々なスタイルを見せてくれる。
ある意味ロックとは、危ういバランスの上に成り立っているのだと思う。安寧することなく、細い綱渡りを続けることができるのか...? (最後は綱から落ちることになるかもしれないが...)
こういうバンドはなかなかない。
トーキング・ヘッズは、その危うさが分かっていながら、自らの足を先に進めてきたバンドなんだと思っている。(綱から落ちた先にも何かあることが分かっていたんじゃないか?)
http://www.youtube.com/watch?v=ycBHrE8CHIU
http://www.youtube.com/watch?v=BUgKb-5u6v4
◆トーキング・ヘッズの主なCD/DVD
デビューアルバム
イーノがプロデュース
The Name of This Band Is Talking Heads
- アーティスト: Talking Heads
- 出版社/メーカー: Rhino
- 発売日: 2004/08/17
- メディア: CD
監督ジョナサン・デミ。かっこいい。
最後のアルバム
☆ ヘッズは例の渋谷と今野の不毛な論争のお陰で,長く後半を聴いてなかった。でも『STOP MAKING SENCE』の映画チケットが当って(FM横浜=当時=に感謝したい)それを見に行ってから,また聴くようになった。
☆ 後期三作で個人的に好きなのは『Little Creatures』。ジム・ジャームッシュが撮った「The Lady Don't Mind」のPVも良かった。
by deacon_blue (2006-12-24 22:20)
deacon_blueさん、niceとコメントありがとうございます。
私は、あまり気にしていません...考えてみると結構時間が経っているのですね。最初のアルバムの印象が強かったので、行くところまで行ったんだな...と受け止めています。
by room7 (2006-12-25 21:21)