一番星...木星...惑星/富田勲 [ 音楽の部屋]
夏の間の一番星は、南の空に見える木星だった。流星群や月食を見るほどではないが、子供と散歩しながら、目立った星の話ぐらいはする。夏の大三角形も見やすかった。どれもとても明るい星なのですぐに分かる。
9月の一番星も木星のようだ。木星というと...富田勲である。
ホルストの原曲より先に富田勲のシンセサイザーを聞いた関係から、「木星」と聞くと、あの「ふゎ〜ふゎ〜ふゎ〜〜ふゎ ふぁふぁふぁ〜」をイメージしてしまう。
当時のシンセサイザーは、一つの音しか出なかったらしく、このアルバムのように、厚みのある演奏に仕上げるためには、何度も録音を繰り返さなければならなかったようだ。それは、アーティストでもあり、サイエンティストでもあり、クラフトマンでもあったルネッサンスの人々を想起させる。
最近、歌でのカヴァーもあったが、やはり私には富田勲である。
- アーティスト: レヴァイン(ジェイムズ), シカゴ交響楽団, ホルスト, シカゴ交響合唱団, ヒリス(マーガレット)
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 2006/11/08
- メディア: CD
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