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新宮晋/「風のまつり」変遷 [ アートの部屋]

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造船所で作られた。場所も姿も変わったが、きれいに生き延びている。

新宮 晋(しんぐう すすむ、1937〜 )日本の彫刻家。風や水で動く彫刻で世界的に知られる。

◆主な作品(http://ja.wikipedia.org/wiki/新宮晋)
星の計算機(1967年)
終わりのない対話(1978年、彫刻の森美術館)
遥かなリズム(1979年、兵庫県立美術館)
光のメッセージ(1980年、大阪市国立国際美術館)
時の旅人(1981年、宮城県美術館)
波のこだま(1983年、ボストンニューイングランド水族館)
宇宙へのメッセージ(1988年、新宿駅西口地下広場)
波の機織り・雨に乾杯(1988年、名古屋市若宮大通公園)
風の音符(1989年、横浜美術館)
雲の牧場(1990年、札幌芸術の森野外美術館)
コロンブスの風(1992年、ジェノバ)
水の木・星の立像(1992年、兵庫県三田市青野ダムサイト公園)
生命の輝き(1999年、彫刻の森美術館)

「風のまつり」と題されるこの新宮 晋の作品は、現在は名古屋市美術館の敷地内に設置されているが、以前は名古屋駅の東出入り口の傍らに(本当に!)、ひっそりと設置されていた(本当にもったいない話だ)。

名古屋駅前に設置された当時(1978年)、新宮 晋は使われなくなった造船所で製作をしていた(今はどうか知らない...)。マッシブなイメージの造船所から、こんな軽やかな作品が生まれるなんて...とイメージのギャップを持ったことが思い出される。

名古屋市美術館が建設され、それに伴って移設され、ようやく日の目を見た...といった感じがする。名古屋駅前設置時には、カラフルなキャンバスが張られていたが、現在はパンチングメタルになっている。作家の了解を得た上でのことだと思うが、(美術館であるならば)こうした注釈がどこかに記載されていてもよいのでは...と思ったりもする。新宮 晋の初期の作品であるだけに。

◆現在、新宮 晋が進めている自然環境を守る wind-caravan プロジェクトのサイト
http://www.wind-caravan.org/ja/frame.html

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