中村雄二郎/共通感覚論 [ 人の部屋/しりとり]
◆人名しりとり...な
中村雄二郎(なかむら ゆうじろう/1925〜 )日本の哲学者。
その昔、「共通感覚論」を読んだ覚えがある。
共通感覚論というのは、五感(視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚)をバラバラに考えるのではなく、感覚相互が影響し合いながら知覚を得ている...ということを事例をあげながら説明している。
直感的に捉えやすい言い方としては「考えが甘い」の「甘い」は味覚ではあるが、「考えが甘い」というのは味覚のことを言っているわけではない...といったことなのだが...これらは、「人が生きる」中で形成されてきた共通感覚というわけだ。
「人が生きる」上で、こうした共通感覚が正常に(普通に/あたりまえのように/コモンセンスとして)働くべきものだが、近代以降の文明化(都市化)といったものが、そうした正常に機能すべき感覚に問題を生じさせている...といったようなことではなかったか?(遠い昔のことなので...)
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中村雄二郎(なかむら ゆうじろう/1925〜 )日本の哲学者。
その昔、「共通感覚論」を読んだ覚えがある。
共通感覚論というのは、五感(視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚)をバラバラに考えるのではなく、感覚相互が影響し合いながら知覚を得ている...ということを事例をあげながら説明している。
直感的に捉えやすい言い方としては「考えが甘い」の「甘い」は味覚ではあるが、「考えが甘い」というのは味覚のことを言っているわけではない...といったことなのだが...これらは、「人が生きる」中で形成されてきた共通感覚というわけだ。
「人が生きる」上で、こうした共通感覚が正常に(普通に/あたりまえのように/コモンセンスとして)働くべきものだが、近代以降の文明化(都市化)といったものが、そうした正常に機能すべき感覚に問題を生じさせている...といったようなことではなかったか?(遠い昔のことなので...)
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takagakiさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-04-17 21:47)