海野 弘の本の旅 [ 人の部屋/しりとり]
◆人名しりとり...う
海野 弘(うんの ひろし/1939〜 )著述家。世紀末美術などに関する多くの著書がある。
「装飾空間論」を最初に読んだ。ケルト模様や雷紋などの比較の話が興味深く、装飾に関する全体像を把握するのに非常に役に立つ書籍であったと思っている。
知識欲が旺盛で、様々な発見を得た喜びが文章から垣間見れるような本であった。そして「まだまだ書きたいことがいっぱいあるんだろうな〜」という印象を持った。
今回、海野 弘を記事にするにあたって、「ハプスブルク 美の帝国」を読んでみた。自分の頭の中にあったウィーンの存在が、もっと輪を広げ、新たなリンクを生み出していくのが実感できた。マーラー、アドルフ・ロース、シェーンベルク、フロイト、クリムト...確かに、本を読むということは旅することなんでしょうね。
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takagakiさん、xml_xslさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-04-18 23:27)