オトル・アイヒャー...現代デザインのはじまり [ デザインの部屋]
オトル・アイヒャー(Otl Aicher/1922.3.13〜1991.9.1)デザイナー。ウルム造形大学(Hochschule für Gestaltung Ulm)教授。
1952年に白薔薇のハンス・ショールとソフィ・ショールの妹、イング(Inge Scholl)と結婚。
1953年に、デザイナーのマックス・ビル(Max Bill)とウルム造形大学(Hochschule für Gestaltung Ulm)を設立する。
・iPodやiBook airのような、Appleのデザインがなぜ魅力的なのか?
・例の黄色いMを見ると、ハンバーガーをすぐにイメージできるのか?
・ロンドンの地下鉄マップを持つと、なんとなく安心できるのは?
・旅先で「i」のマークに飛び込むのは?
その商品やサービスを受け取る側は、それによって「すっきり」したいのです。迷うことなく自分の判断を肯定したいのです。
そうした「人」と「商品・サービス」と「デザイン」の関係を、明確に定義し、そして展開していったのがオトル・アイヒャーだと思います。
今日、デザインがビジネスにとって有効なツールであることを疑う人は少数派でしょう。
そしてビジネスを中心に世界が動いている現代は、まさしくデザインの時代なのだと思います。
現代デザインが敗戦国で経済が疲弊しているドイツに始まったことは、偶然ではないでしょう(近代デザインとバウハウスも同様な関係か?)。
そして、それを目指した者が、オトル・アイヒャーであったことも、偶然ではなかったのかもしれません。オトル・アイヒャーはそういう宿命を背負っていたのだろう...と受け止めています。
◆オトル・アイヒャーのデザイン
(出典:http://www.tfh-berlin.de/~loopy/otl/)
◆Otl Aicherの特集
http://www.tipografos.net/
http://www.bibliothequedesign.com/72/
http://www.linotype.com/7-651-7/otlaicher.html
http://www.otl-aicher-strasse.de/
◆ウルム造形大学に関する特集(別サイト)
http://www.geocities.jp/ppp_design/s_ulm.html
◆ブラウン(BRAUN)に関する特集(別サイト)
http://www.geocities.jp/ppp_design/s_braun.html
Otl Aicher 328 Plakate Fur Die Ulmer Volkshochschule
- 作者: M Krampen
- 出版社/メーカー: Ernst,Wilhelm & Sohn,Verlag fur Architektur und Technische Wissenschaften Gmbh.,Germany
- 発売日: 2002/02/05
- メディア: ハードカバー
- 作者: Otl Aicher
- 出版社/メーカー: Ernst,Wilhelm & Sohn,Verlag fur Architektur und Technische Wissenschaften Gmbh.,Germany
- 発売日: 1988/11/04
- メディア: ハードカバー
2008-05-15 05:00
nice!(3)
コメント(2)
takagakiさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-05-15 23:31)
catwalkさん、nice! をありがとうございます。
by room7 (2008-11-29 00:31)