ブールデル 弓を引くヘラクレス [ アートの部屋]
アントワーヌ・ブールデル(Antoine Bourdelle/1861.10.30〜1929.10.1)ロダン、マイヨールと共に、フランスの近代を代表する彫刻家。
ブールデルの彫刻には力量感を感じる。それがどれ位の重さなのか、どれほどの力が加わっているのか、そしてどれほど疲れているのか。
ブールデルの表す力(重量)は、微妙なバランスから成り立っている。その微妙なバランスの成り立ちが、そのものの動きを表しているのだろうか。
ブールデルの彫刻を見る宿命として、周囲を徘徊し、近づいたり離れたり、彫像の双肩にかかる重量のオーラを確かめなければならない。
「この弓を引くヘラクレス」は、ブールデルのそうした作品の特徴を切り開いた作品であり、代表作。世界に8個ある彫像のうちの1つ。
◆ブールデルの作品を見る
◆ブールデル美術館(ブールデルの家であり作業場であったところ)サイト
http://www.pariserve.tm.fr/culture/musee/bourdelle.htm
2008-05-24 16:34
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コメント(1)
takagakiさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-05-24 23:16)