大野 一雄の舞踏 [ 人の部屋/しりとり]
◆人名しりとり...ち
大野 一雄(おおの かずお/1906.10.27〜 )日本の舞踏家。大野一雄舞踏研究所主宰者。もうすぐ102歳。
北海道函館市に生まれる。日本体育会体操学校に学ぶ。1929年、スペイン舞踊家ラ・アルヘンチーナ(アントニア・メルセ)の来日公演を見て感銘を受け、舞踏家の道に進む。
体育教師として神奈川県横浜市の捜真女学校に体育教師として勤務する傍ら、石井漠に師事してモダンダンスを修行。1936年 ドイツでマリー・ウィグマンにノイエタンツを学び、帰国後、日本のモダンダンス界の中心的存在だった江口隆哉と宮操子による、江口・宮舞踊研究所に入所するも、 1938年太平洋戦争で召集を受け、ニューギニアに出征。戦後復員し、1949年に第1回目のリサイタルを開く。1960年代に土方巽と出会い、暗黒舞踏公演で共演。1977年、独舞踏「ラ・アルヘンチーナ頌」を発表し、注目を集める。同年、舞踏批評家協会賞受賞。1980年、捜真女学校を退職。同年、フランスの第14回ナンシー国際演劇祭に出演。1999年イタリアで第1回「ミケランジェロ・ アントニオーニ賞」受賞。
現在、100歳の誕生日を迎えても舞台に立ち続け、生涯現役を貫く舞踏家として、今日なお舞踏界に衝撃を与えている。 門人に笠井叡や上杉満代らがいる。息子の大野慶人も舞踏家である。2001年にはボローニャ大学内に大野一雄研究室が開設された。
代表作として「ラ・アルヘンチーナ頌」「わたしのお母さん」「死海」「睡蓮」などがある。(http://ja.wikipedia.org/wiki/大野一雄)
海外での評価が高い、日本を代表する舞踏家。ある意味、日本の”舞踏”そのものかも知れない。
ラ・アルヘンチーナ頌(Admiring La Argentina:1977年)
死海(The Dead Sea:1980年代)
小栗判官照手姫(2002年)
大野一雄舞踏研究所 公式Webサイト
http://www.kazuoohnodancestudio.com/
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2008-09-19 05:00
nice!(3)
コメント(2)
すごい方ですね。100歳を越えられて、なお踊り続けておられるのですね。
by whitered (2008-09-19 07:06)
whiteredさん、nice! とコメントをありがとうございます。本当に素晴らしい方だと思います。
takagakiさん、xml_xslさん、nice! をありがとうございます。
by room7 (2008-09-19 23:21)