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ベルリン国際映画祭2「マノエル・ド・オリヴェイラ」 [ 映画の部屋]

マノエル・ド・オリヴェイラ...なにしろ100歳。しかも現役である。

マノエル・ド・オリヴェイラ(Manoel de Oliveira/1908.12.11〜 )ポルトガルの映画監督。

2006年の「夜顔( Belle toujours)」は、97歳の時の作品! カトリーヌ・ドヌーヴが昼間は娼婦と変じる貞淑な人妻を演じた、ルイス・ブニュエル監督の「昼顔(Belle de jour)」の40年後...という設定は、ルイス・ブニュエルへのオマージュなのだろう。ミシェル・ピコリは、同じ役で両作品に出演している。

ManoeldeOliveira.jpg


70歳を過ぎても、1年に1作に近いペースで新作を撮り続けていることに驚嘆する。

2007年の第60回カンヌ国際映画祭オムニバス映画『Chacun son cinéma』に参加、3分の短篇を撮っている。

ルイス・ブニュエル(Luis Buñuel/1900.2.22〜1983.7.29)スペイン出身の映画監督。フランス、スペイン、アメリカ、メキシコで多種多様な映画を撮った。シュールリアリズムを代表する映像作家。
◆ルイス・ブニュエルの記事
 http://room7.blog.so-net.ne.jp/2008-04-22

ルイス・ブニュエルより8歳だけ年下...同時代の現役監督...というところが、なんとも不思議な感じだ。

「夜顔」のトレーラー


マノエル・ド・オリヴェイラの主な監督作品

ドウロ河 Douro, Faina Fluvial (1931年)
アニキ・ボボ Aniki Bóbó (1942年)
過去と現在 昔の恋、今の恋 O Passado e o Presente (1972年)
フランシスカ Francisca (1981年)
文化都市リスボン Lisboa Cultural (1983)
カニバイシュ Os Canibais (1988年)
ノン、あるいは支配の虚しい栄光 'Non', ou A Vã Glória de Mandar (1990年)
神曲 A Divina Comédia (1991年)
アブラハム渓谷 Vale Abraão (1993年)
階段通りの人々 A Caixa (1994年)
メフィストの誘い O Convento (1995年)
世界の始まりへの旅 Viagem ao Princípio do Mundo (1997年)
クレーヴの奥方 La Lettre (1999年)
家路 Je rentre à la maison (2001年)
家宝 O Princípio da Incerteza (2002年)
永遠(とわ)の語らい Um Filme Falado (2003年)
O Quinto Império - Ontem Como Hoje (2004年) Espelho Mágico (2005年)
夜顔 Belle toujours (2006年) 主演:ミシェル・ピコリ、ビュル・オジエ
Cristóvão Colombo - O Enigma (2007年)
Chacun son cinéma(2007年) ※オムニバス映画、3分の短篇
Singularidades de uma Rapariga Loira (2008年) ※2007年現在製作準備中
http://ja.wikipedia.org/wiki/マノエル・デ・オリヴェイラ)


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#映画の部屋
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room7

takagakiさん、nice! をありがとうございます。
by room7 (2009-02-17 06:12) 

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