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ワイン、ワイン、そして...ワイン [ 映画の部屋]


超金融緩和策を発端とする?...昨今のワインブーム。そうでなくても、ブランドワインの利回りは、そこらのファンドを大きく上回っている。

237年前のビンテージワインに5万7000ユーロ(約640万円)の価値を与えることは高いのだろうか?
もちろん、ルイ15世時代に植えられたブドウの木は既に存在しないだろうし、この流れを汲むブドウの木も間違いなく絶えている。

とするならは、古きヨーロッパをダイレクトに体感できるチャンスはそこにしかないのかもしれない。フランス東部フランシュ・コンテ(Franche-Comte)地方ジュラ(Jura)県のアルボワ(Arbois)。ローザンヌの近くですね。



そういえば、先日ワインの映画を見た。
「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」という映画で、優れたワインを作りたいという思いを持った小作人が、天使(実は...)との出会い、ワイン作りに一生を捧げ尽くす...という物語で、人生とワインが、希望と失望、正と悪、運と不運、尊敬と嫉妬。。。といった両極の間を行き来しながら綴られて行く。派手さはないが、地に足の着いたどっしりとしていて。自分自身の人生に対しても、すべてを受け入れることができそうな...そんな気にしてくれる優れた作品だったと思う。

■「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」のサイト
http://yakusoku-wine.com/

NikiCaro.jpg監督は、ニキ・カーロ。「クジラの島の少女」で感動を分けてもらっているが、彼女の作品は見応えがある。(ニキ・カーロ(Niki Caro/1967年〜  )ニュージーランド・ウェリントン出身の映画監督、脚本家、映画プロデューサー。)
■「クジラの島の少女」の記事
 http://room7.blog.so-net.ne.jp/2008-05-24

主人公の農夫役には、「その子供」のジェレミー・レニエ。すごい役者になっていた。
■「その子供」の記事
 http://room7.blog.so-net.ne.jp/2008-06-30

「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル=ヒューズも、惜しみなくその美しさを輝かせている。

そして本当に難しい...謎の天使は、「ハンニバル・ライジング」「ロング・エンゲージメント」「パリ、ジュテーム」のギャスパー・ウリエルが。
■「ロング・エンゲージメント」の記事
 http://room7.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27

「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」の解説
http://www.cinematoday.jp/movie/T0009062
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD16869/index.html
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/23145/

こちらの舞台は、ブルゴーニュ。すぐ隣?



そういえば昔、銀の皿(ほんとはアルミ)片手に歩き回りました。

#映画の部屋
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