ラスト...マリア・シュナイダー/ラスト・タンゴ・イン・パリ [ 映画の部屋]
Twitterでも触れたのだが、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のマリア・シュナイダーの死去(2月3日)の記事に添付されていた写真が、あまりにもショッキングだったため、私は何か書かなければならないと思った。
「ラスト・タンゴ・イン・パリ」は、1972年の映画だ。○○○映画の黎明期の代表とされる「エマニエル夫人(Emmanuelle)」は1974年の作品なのだから、それよりも2年も前の映画だったのである。当時の社会環境からいって、かなり進んでいた映画であったことは間違いない。
いずれの映画も、当時まだ少年であった私は、映画館に踏み入ることはできず、横目でポスターを眺めて通り過ぎるのがせいぜいだった。(不思議なことに...当時は、今ほど世間はうるさいことは言わなかったのだろうか、ポスターも新聞広告も、かなり際どい写真を使っていた。)
マーロン・ブランドの名前もこの映画で覚えたのだから、「ゴッド・ファーザー」のマーロン・ブランドに違和感を感じたものだ。
そんな記念すべき映画女優マリア・シュナイダーを、あのような形でそのまま...というのは、心情的に....そんなわけで...。
音楽もよかったですね。ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)。アルゼンチン出身のサキソフォニスト。「Last Tango in Paris」のサントラを手がけた。
マリア・シュナイダー(Maria Schneider/1952.3.27?2011.2.3)
フランスの女優。父親はフランスの名優ダニエル・ジェラン。
パリに私生児として生まれる。モデルを経て女優に転身し1969年から映画に出演しはじめる。72年にマーロン・ブランドと共演した『ラストタンゴ・イン・パリ』で注目を浴びる。
これは父のダニエルが、ブランドの古くからの友人であったのと、監督のベルナルド・ベルトルッチとブランドの推薦によるものであった。
しかし、当時はあまりにスキャンダラスな内容だったため、女優としての波乱を余儀なくされ、1970年代はドラッグの問題を抱えたり、自殺未遂を図った事もある。その後もトラブルも多く、『欲望のあいまいな対象』など頓挫してしまった作品も少なくない。(出典:Wikkipedia)
代表作
クリスマス・ツリー L'arbre de Noel (1969)
栗色のマッドレー Madly (1970)
花のようなエレ Helle (1971)
ラストタンゴ・イン・パリ Last Tango in Paris (1972)
さすらいの二人 Professione: reporter (1974)
暗殺指令・虎狼の手口 Order to Assassinate (1974)
危険なめぐり逢い Jeune fille libre le soir (1975)
女教師ベニーナの性 Io sono mia (1978)
夜よ、さようなら La derobade (1979)
キラー・トラック Haine (1979)
みんなドラキュラ Mama Dracula (1980)
ジャスト・ア・ジゴロ Schoner Gigolo, armer Gigolo (1997)
ヨーロッパ特急 (1984)
バンカー・パレス・ホテル Bunker Palace Hotel (1989)
野性の夜に Savage Nights (1992)
ジェイン・エア Jane Eyre (1996)
愛のはじまり La repentie (2002)
クロイツェル・ソナタ 愛と官能の二重奏 Quale amore (2006)
#映画の部屋
「ラスト・タンゴ・イン・パリ」は、1972年の映画だ。○○○映画の黎明期の代表とされる「エマニエル夫人(Emmanuelle)」は1974年の作品なのだから、それよりも2年も前の映画だったのである。当時の社会環境からいって、かなり進んでいた映画であったことは間違いない。
いずれの映画も、当時まだ少年であった私は、映画館に踏み入ることはできず、横目でポスターを眺めて通り過ぎるのがせいぜいだった。(不思議なことに...当時は、今ほど世間はうるさいことは言わなかったのだろうか、ポスターも新聞広告も、かなり際どい写真を使っていた。)
マーロン・ブランドの名前もこの映画で覚えたのだから、「ゴッド・ファーザー」のマーロン・ブランドに違和感を感じたものだ。
そんな記念すべき映画女優マリア・シュナイダーを、あのような形でそのまま...というのは、心情的に....そんなわけで...。
音楽もよかったですね。ガトー・バルビエリ(Gato Barbieri)。アルゼンチン出身のサキソフォニスト。「Last Tango in Paris」のサントラを手がけた。
マリア・シュナイダー(Maria Schneider/1952.3.27?2011.2.3)
フランスの女優。父親はフランスの名優ダニエル・ジェラン。
パリに私生児として生まれる。モデルを経て女優に転身し1969年から映画に出演しはじめる。72年にマーロン・ブランドと共演した『ラストタンゴ・イン・パリ』で注目を浴びる。
これは父のダニエルが、ブランドの古くからの友人であったのと、監督のベルナルド・ベルトルッチとブランドの推薦によるものであった。
しかし、当時はあまりにスキャンダラスな内容だったため、女優としての波乱を余儀なくされ、1970年代はドラッグの問題を抱えたり、自殺未遂を図った事もある。その後もトラブルも多く、『欲望のあいまいな対象』など頓挫してしまった作品も少なくない。(出典:Wikkipedia)
代表作
クリスマス・ツリー L'arbre de Noel (1969)
栗色のマッドレー Madly (1970)
花のようなエレ Helle (1971)
ラストタンゴ・イン・パリ Last Tango in Paris (1972)
さすらいの二人 Professione: reporter (1974)
暗殺指令・虎狼の手口 Order to Assassinate (1974)
危険なめぐり逢い Jeune fille libre le soir (1975)
女教師ベニーナの性 Io sono mia (1978)
夜よ、さようなら La derobade (1979)
キラー・トラック Haine (1979)
みんなドラキュラ Mama Dracula (1980)
ジャスト・ア・ジゴロ Schoner Gigolo, armer Gigolo (1997)
ヨーロッパ特急 (1984)
バンカー・パレス・ホテル Bunker Palace Hotel (1989)
野性の夜に Savage Nights (1992)
ジェイン・エア Jane Eyre (1996)
愛のはじまり La repentie (2002)
クロイツェル・ソナタ 愛と官能の二重奏 Quale amore (2006)
Last Tango In Paris: Original MGM Motion Picture Soundtrack
- アーティスト: Gato Barbieri
- 出版社/メーカー: Rykodisc
- 発売日: 1998/06/09
- メディア: CD
#映画の部屋
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