「日本の神」入門(島田裕巳) [ 本の部屋]
本の帯には「天皇家と神道の由縁 戦慄すべき日本の神々 神を鎮め崇めてきた日本人」とある。
「初めて伊勢神宮を参拝した天皇が明治天皇だった」とか「神話創造を儀式として再現すること」など、現代では...というよりも、過去においても庶民にとっては全く考えにいたらないことが物語られていき、まず興味を惹きつけられる。
この本を読んだ後すぐに、沖ノ島が世界遺産に登録され、「沖ノ島の祭儀の秘密性はどうなる?」など、別の角度からニュースに注目したりもした。
内容が盛りだくさんで、各章で一冊づつ本になりそうな感じのものが、ぎゅっと詰まっている。
「日本人の神」入門 神道の歴史を読み解く (講談社現代新書)
- 作者: 島田 裕巳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/05/18
- メディア: 新書
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