小さな独裁者(Der Hauptmann)/ロベルト・シュヴェンケ [ 映画の部屋]
「小さな独裁者」という映画絵を見た。
原題は「Der Hauptmann」。大尉という意味らしい。
脱走兵が偶然手に入れた大尉の軍服を着用し、大尉になりすます。
監督は、感情移入することなく、彼が生み出す狂気を撮影している。
「大尉」というタイトルは、それに相応しいと思う。
この狂気は、私たちを取り巻く日常の中にも見え隠れしているのではないだろうか。
エンディングのタイトルバックで、出演者を現代の街角に出演させているのは、
ひょっとしたら、監督のそんな思いの現れなのかなとも思うが、
ただ、ちょっと滑稽に見えるので、別の狙いを持ったものなのかもしれないが...
現代の狂気は、もっと巧妙で、はるかに大きく成長しているかもしれない。
ロベルト・シュヴェンケ(Robert Schwentke, 1968年 - )
ドイツの映画監督。シュトゥットガルト出身。
1992年にアメリカのコロンビア・カレッジ・ハリウッドを卒業。2002年にドイツ映画『タトゥー』で映画監督デビュー、各映画祭で高い評価を受ける。2005年公開の『フライトプラン』でハリウッド作品を初監督した。
主な作品
タトゥー Tattoo (2001) 監督・脚本
フライトプラン Flightplan (2005) 監督
きみがぼくを見つけた日 The Time Traveler's Wife (2009) 監督
RED/レッド Red (2010) 監督
ゴースト・エージェント/R.I.P.D. R.I.P.D (2012) 監督
ダイバージェントNEO The Divergent Series: Insurgent (2015) 監督
ダイバージェントFINAL The Divergent Series: Allegiant (2016) 監督
ちいさな独裁者 Der Hauptmann (2017) 監督・脚本
(https://ja.wikipedia.org/wiki/ロベルト・シュヴェンケ)
https://room7.blog.so-net.ne.jp/2019-02-21
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