ル・コルビュジエ...未来を信じた5原則 [ 人の部屋/しりとり]
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ル・コルビュジエ(Le Corbusier/1887.10.6〜 1965.8.27)本名、シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(Charles-Edouard Jeanneret)。フランスの建築家。
ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面。これがコルビュジエが提唱した近代建築の5原則。
ピロティとは、建物の1階部分を、壁で区切るのではなく、柱で支え、通り抜けられるようにした部分のこと。
こんな具合に、コルビュジェは、地面、屋上、平面、窓、外壁を、それまでの規制から解放し、自由を与えようという原則を生み出した。これらの原則を具現化したサヴォア邸は、1931年に竣工している。
第1次世界大戦と第2次世界大戦に間にあたるこの時期には、様々なデザイン運動が誕生しているが、その多くは新しく手に入れた知識や技術をもとに、未来を信じ、これからの時代をより良くしていこうという確信に満ちた時代でもあった...と思う。
コルビュジエにとっての、こうした(解放)運動の武器は、コンクリートという当時の新素材であった。それ以前の組積方式と違って、自由な形態を小さな断面で作り上げることができるコンクリートがあったからこそ、5原則もなりたったというわけだ。
◆ル・コルビュジエに関する書籍
◆ル・コルビュジエがデザインした椅子
シェーズロング。ドラマによく登場します。轟々戦隊ボウケンジャーにも登場
LC7 回転チェア。シェーズロング同様、1928年にデザインされ、1929年にパリのサロン・ドートンヌに出展。
いっぷくさん、nice! をありがとうございます。
by room7 (2008-07-22 06:39)