世界最速のインディアン/アンソニー・ホプキンス [ 映画の部屋]
アンソニー・ホプキンスがいい。いいな〜。う〜〜ん、いい。
見てから随分と経つのだが、最近「ハンニバル・ライジング(ハンニバル・レクター博士の幼少期・成年期を描いた作品。アンソニー・ホプキンスが主人公を演じるわけではないが...)」のテレビCMを見て、チョット書いてみたくなった。
「世界最速のインディアン」は、興行的にどうだったかは知らないが、求めるものがある人(あった人)にとっては、眩しいくらいに光り輝いている作品である。
アンソニー・ホプキンスがインディアンを演じるわけではない。舞台は、ニュージランド。本当にあった話。何十年もの間、アメリカのソルトレイクで、自分が製作(改造?)したバイク(インディアン:アメリカのバイクメーカー)の最高速度を計りたいと願っている男、バート・マンローを演じている。
彼の生活は、全て(!!)インディアンを中心に動いている。それでいて、他人に好かれている。彼は自分に対して頑固ではあるが、他人に対しては優しさを投げかけるという...人間として、とても魅力的な人物だ。だから、回りの人が彼の夢のために動かされてしまう。決して嫌々動かされるのではなく、彼のために動きたくなってしまうのだ。
夢のある情熱は現実を越えていける実例...(グチってる場合じゃない)。
そして、そんな主人公を、なんの違和感もなく演じるアンソニー・ホプキンスの才能は驚きだ。
ウェールズ州マーガムの港町ポート・タルボットで生まれる。ウェーリッシュなんだ。
■世界最速のインディアン オフィシャルサイト
http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/index.html
走れインディアン―甦るヴィンテージバイク (OEJ books)
- 作者: フレッド・ヘイフェリー
- 出版社/メーカー: 和尚エンタープライズジャパン
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
#映画の部屋
私も、アンソニー・ホプキンス好きです。
世界最速のインディアンは見逃してしまったので、DVDが出たら
いち早く観たい映画です。
カズオ・イシグロ原作の「日の名残り」や「ハワーズ・エンド」
好きな作品を挙げていったら、キリがないですね^^;
このシリーズ面白いですね。また、お邪魔させてください。
by 江戸うっどスキー (2007-05-03 02:57)
江戸うっどスキーさん、nice!とコメントありがとうございます。
この映画のアンソニー・ホプキンスは本当に素晴らしいです。こんなに早くDVDが出ているのか...と思ったら予約受付でした...。
「日の名残り」は見ていないのですが、今度見てみます。
今後ともよろしくおねがいします。
by room7 (2007-05-03 20:49)
こんにちは。またまたお邪魔します。
結構時期外れだったのですが、思いがけず今年になってからこの映画を観ることができて、素晴らしさに感激しました。
room7さんのこの記事を読みながら何回もうなづいてしまいました。
ああいう情熱が自分にはないからこそ、こういう映画に弱いんじゃないかなと自分なりに分析してます。room7さんはいかがでしょうか?
by rbhh (2007-05-07 01:16)
rbhh さん、コメントありがとうございます。
まったくその通りです。自分の夢を信じて疑わないから、他人に対する余裕も生まれてくるのかな...と私なりの解釈です。結果は求めているのかもしれませんが、評価は求めていない所が偉いな...と。なかなか真似のできないことです。
by room7 (2007-05-07 22:28)