アンブローズ・ビアスの辞典...平和とは? [ 人の部屋/しりとり]
◆人名しりとり...あ
アンブローズ・ビアス(Ambrose Gwinnett Bierce/1842.6.24〜1914?)は、アメリカの作家
ビアスといったら「悪魔の辞典」...なのだが、作家として様々なタイプの小説を書いていて、日本では芥川龍之介によって紹介され、彼を含め、多くの作家に影響を与えた...ということをwikipediaによって知った。
私は、「悪魔の辞典」しか読んだことがない。これは、新聞に連載された彼のものを「悪魔の辞典」というタイトルをつけて本にしたものらしい。確かに1日に1項目づつ読んでいくのがいいのかもしれない。
彼に新聞のコラムを任せたウィリアム・ハーストとの関係を知ることができ、wikipediaには感謝(http://ja.wikipedia.org/wiki/アンブローズ・ビアス)。
(ハーストは、ビアスの作なるスキャンダラスな風刺詩を掲載したため、告発され、大統領への野心も潰えることになるのだが、問題の風刺詩の作者がビアスであることを明かさず、ビアスを解雇することもなかった。)
没年が不明なのは、革命最中のメキシコで消息を絶ったため。オブザーバーとして参加もしていたらしい。この時、70歳を越えている! 流石! ビアス!
ちなみに、悪魔の辞典によれば「平和とは、二つの戦争の間のだまし合いの時期」となる。かつてのイラク、今のイラン...その他にも。
takagakiさん、nice!ありがとうございます。
by room7 (2008-02-19 06:44)