バスキア...アーティストとして生きること [ アートの部屋]
最近のバンクシー(Banksy)の活躍はスゴイ。
ニューヨーク(New York)での競売では『Keeping it spotless』という作品が180万ドル(約1億9000万円)という記録的な価格で落札された。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2357560/2686495
その一方で、キース・ヘリングやバスキアのことを考えてしまう。
バスキアに関しては、最近
行方不明になっていた画家ジャン・ミシェル・バスキアの絵画「ハンニバル」(1982年)をニューヨーク市内の倉庫で発見した。ハンニバルは800万ドル(約8億6400万円)の価値があると見積もられているが、100ドル相当として米税関を通過していた。といった話題があった。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200802/2008021500108
また、数年前に「バスキア」という映画が制作されている。デヴィッド・ボウイがアンディ・ウォーホル役を演じて話題になった映画だが、この「バスキア」という映画の監督は、今話題の映画「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリアン・シュナーベルだ。
◆ジュリアン・シュナーベル(Julian Schnabel/1951〜 )は、映画監督としての名声を得る前は、画家として名声を得ていた。その時付き合いのあったアーティストの一人がバスキアで、友人として?(アーティスト仲間として?)アーティストとして? バスキアを描いた。こんな絵を描いていた。
Julian Schnabel: Malerei / Paintings 1978-2003 (Hatje Cantz)
- 作者: Julian Schnabel
- 出版社/メーカー: Hatje Cantz Pub
- 発売日: 2004/04
- メディア: ハードカバー
Julian Schnabel 1976-2006: Summer
- 作者: David Moos
- 出版社/メーカー: Skira
- 発売日: 2008/10/07
- メディア: ハードカバー
そんなシューナーベルに関してはここら辺りが詳しい
http://arted.osu.edu/160/19_Schnabel.php
そんなこともあって、バスキア。
ジャン・ミッシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat/1960.12.22〜1988.8.12 )
アメリカの画家。父親はハイチ系米国人、母親はプエルトリコ系。ニューヨークの地下鉄やスラム街の壁へのスプレーペインティング(落書)から注目を集め、1981年頃からにブレークする(20歳!)。
アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)との共同製作も話題となるが、ウォーホルの死後(1987年)、ヘロインの多用によって27歳で死んでいる。
◆ブルックリン美術館の回顧展(March 11–June 5, 2005)の様子
http://www.brooklynmuseum.org/exhibitions/basquiat/
バスキアに興味のある方は是非。非常に良くまとめられています。
アーティスとして生きるとは?
自分の生き方を、なんとか理解してもらう表現の術を探し求めることなのか?
シュナーベルは? 「潜水服は蝶の夢を見る」は、まだ予告しかみていないが...どうなんだ?
(追記:「潜水服は蝶の夢を見る」に関して http://room7.blog.so-net.ne.jp/2008-03-11)
NEW YORK BEAT―JEAN‐MICHEL BASQUIAT IN DOWNTOWN81
- 作者: エド ベルトグリオ
- 出版社/メーカー: プチグラパブリッシング
- 発売日: 2001/05
- メディア: ハードカバー
◆バスキアで検索
関連ページ
◆キース・ヘリング(http://room7.blog.so-net.ne.jp/2007-04-27)
◆バンクシー(http://room7.blog.so-net.ne.jp/2005-07-05-1)
takagakiさん、nice!ありがとうございます。
by room7 (2008-03-10 23:12)