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シドーニー・ルメットの怒れる男たち [ 人の部屋/しりとり]

SidneyLumet.jpg◆人名しりとり...
シドニー・ルメット(Sidney Lumet/1924.6.25〜 )アメリカの映画監督。

シドーニー・ルメットは、4歳頃から子役としてテレビや映画に出演している。戦後はオフ・ブロードウェイにも参加していた。

そんなシドニー・ルメットが、俳優活動に飽き足らなくなってテレビドラマの演出に進出し、その後5年間に約500本の作品を演出したという...彼はプロだ。
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そして、はじめて映画を監督したのが、1957年の「十二人の怒れる男(12 Angry Men)」ということになる。

はじめての監督作品ではあるが、映画の世界は十二分に知り尽くしているシドーニー・ルメットが監督し、さらに、テレビシリーズの映画化(テレビでもルメットが演出している)ということで、この作品は非常に完成度が高く、この手の映画(法廷劇?)のお手本のような存在となっている(この作品を越えるこの手の作品には、まだ出会っていない)。

観客に対して、必要な情報を分かりやすく、誤解ないように伝え、観客の感情を徐々に引き出していく。

主演ヘンリー・フォンダ(Henry Fonda)。原作・脚本はレジナルド・ローズ(Reginald Rose)。

◆「十二人の怒れる男」の解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4407/index.html
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/19122/
◆51分間「十二人の怒れる男」を見ることができる
http://video.google.com/videoplay?docid=1802597261513426685

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その後も、「セルピコ」や「狼たちの午後」など、ハードな社会を描いた優れた映画を残してきている一方で、「オリエント急行殺人事件」や「ファミリービジネス」など、ツボを押さえた娯楽作品も。

昨年久しぶりに監督した「その土曜日、7時58分(Before the Devil Knows You're Dead)」が現在公開中のようだ。私はまだ見ていないが...やはりプロの仕事をしているようだ。

◆「その土曜日、7時58分」の公式サイト
http://www.doyoubi758.jp/
◆「その土曜日、7時58分」の解説
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD13175/index.html
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/21631/

シドーニー・ルメットの主な監督作品
その土曜日、7時58分(2007)
グロリア(1998)
NY<ニューヨーク>検事局(1997)
ギルティ 罪深き罪(1993)
刑事エデン 追跡者(1992)
Q&A(1990)
ファミリービジネス(1989)
旅立ちの時(1988)
キングの報酬(1986)
モーニングアフター(1986)
ガルボトーク 夢のつづきは夢・・・(1984)
評決(1982)
デストラップ 死の罠(1982)
プリンス・オブ・シティ(1981)
エクウス(1978)
ウイズ(1978)
ネットワーク(1976)
狼たちの午後(1975)
オリエント急行殺人事件(1974)
セルピコ(1973)
ショーン・コネリー 盗聴作戦(1971)
約束(1969)
丘(1965)
質屋(1964)
未知への飛行(1964)
橋からの眺め(1962)
蛇皮の服を着た男(1960)
私はそんな女(1959)
女優志願(1958)
十二人の怒れる男(1957)


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nice!(4)  コメント(2) 
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コメント 2

whitered

「十二人の怒れる男たち」は前にテレビで観ました。すごかったですね。あの緊張感を最後までひっぱるとは、並みの技ではないと思いました。最近ロシア版でリメイクされたようですね。「その土曜日・・」も先日、予告編でやっていました。ショッキングな内容のようでした。
by whitered (2008-11-03 10:09) 

room7

whiteredさん、nice! とコメントをありがとうございます。本当に今から半世紀以上前の映画であることが信じられないぐらい、新鮮さを保っていると思います。ある面、人間の本質というものをよく理解している...と言えるのでしょうね。

kakasisannpoさん、xml_xslさん、takagakiさん、nice! をありがとうございます。

by room7 (2008-11-03 22:56) 

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