ポンペイの「剣闘士の家」が全壊/考えさせられる出来事 [ ? の部屋]
「....しかし2008年には、遺跡の荒廃が進んでいるとして、イタリア政府が「非常事態宣言」を発令していた。(c)AFP」
「イタリア政府の声明によれば、ポンペイ遺跡の状況を改善するため政府の特別委員を任命するという。
サンドロ・ボンディ(Sandro Bondi)文化相は声明で「世界でもっとも重要な文化遺産の1つ」であるポンペイの遺跡を「これ以上放置し、荒廃にまかせることはできない」と述べた。
地元の考古学当局も声明を出し、古代のモニュメント自体は荒廃しているわけではないとしながらも、警備や排水が不十分だと指摘した。(c)AFP」(http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2414012/3103271)
やっぱり荒廃していたんだ。
ポンペイが火山灰に沈んで2000近くはとても良い状態で保存されていた(あたりまえだが...)
発掘が始まった当初も、多分、遺跡の荒廃など考えていなかったに違いない。
世界遺産になって、観光地になって、世界を巡回展示して...荒廃するとは。
....考えさせられる。
こうした人型も日本で展示された。石膏(セメントだったか?)を使っているようなので、昔の発掘時に作られたものだろう。最近は樹脂を使っているので生々しい。
ポンペイ・奇跡の町―甦る古代ローマ文明 (「知の再発見」双書)
- 作者: ロベール エティエンヌ
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1991/08
- メディア: 単行本
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