ショパンで思い出すのは... [ 音楽の部屋]
ショパンで思い出すのは、子供の頃見た映画「別れの曲」。
日本公開されたのは俳優のみを入れ替えて作られたフランス語版のようです。「エチュード第3番ホ長調op.10-3」が、「別れの曲」と名付けられたのも、この映画の影響から...とのこと。
「別れの曲」は、1934年にドイツで制作された、翌年の1935年に日本で公開されています。
ドイツ版もフランス版も監督は、ゲーザ・フォン・ボルファリ。
ドイツ語版俳優:(フレデリック・ショパン)ヴォルフガング・リーベンアイナー、(コンスタンティア・グワトコフスカ)ハンナ・ヴァーグ、(ジョルジュ・サンド)シビル・シュミッツ、(フランツ・リスト)ハンス・シュレンク
フランス語版俳優:(フレデリック・ショパン)ジャン・セルヴェ、(コンスタンティア・グワトコフスカ)ジャニーヌ・クリスパン、カトリーヌ・フォントネ、リュシエンヌ・ルマルシャン
今なら吹き替えで事足りてしまうのでしょうが、当時はそういうわけにはいかなかったのでしょうね。
もちろん、私はリアルタイムで見ているわけではありません。テレビです。フランス語版だと思います。
数十年を経て、よく覚えているのは、リストとの出会いのシーンです。天才は天才を知る...というか、この映画のおかげで、音楽室の厳めしいリストの肖像から解放されました。とてもロマンティックな映画です。
■ショパン生誕200年サイト(昨年です)
http://emimusic.jp/classic/chopin/
■ショパン生誕200年のニュース(昨年です)
http://www.barks.jp/news/?id=1000060208
■映画「別れの曲」のサイト(昨年です)
http://www.tk-telefilm.co.jp/chopin
でも、新しいショパンの映画が制作されてもう間もなく公開のようです。
タイトルは、「ショパン 愛と哀しみの旋律」。監督は、イェジ・アントチャク。ショパンを演じるのは、ピョートル・アダムチク。二人ともポーランドの人です。ジョルジュ・サンドを演じるダヌタ・ステンカもポーランドの方です。本国ポーランドで、生誕200周年を記念して作られた映画のようですね。
■映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」のサイト
http://www.chopin-movie.com/
Étude Op. 10, No. 3 をシプリアン・カツァリス(Cyprien Katsaris)で
ヴァレンティーナ・イゴーシナ(Valentina Igoshina)で
微妙な間というかズレに心が動かされていくんですよね...1/f ゆらぎ(最近聞かないですね)?
こんにちは、地震の被害はひどいですね。私もやっと今しがた帰宅できました。被害はありませんか。
by nagapenang (2011-03-12 18:17)
nagapenang さん、ありがとうございます。私は愛知県なので、ほとんど影響を受けていません。テレビのニュースにうつる、福島や宮城の方たちのことを思い、家族で沈痛な時間をすごしています。TweetのRTや地震情報リンクを...とも考えましたが、トラフィックのことも考えて控えました。今は被災された方々のご無事を祈るばかりです。
by room7 (2011-03-12 21:15)
プースケさん、xml_xslさん、ありがとうございます。
by room7 (2011-03-12 21:26)
ピアノの森、続刊が出るのを待ってますが、
なかなか出ません。
by hako (2011-03-13 07:59)
hakoさん、ありがとうございます。私も「ピアノの森」好きです。心躍りますね。
by room7 (2011-03-13 09:43)
mwainfoさん、ありがとうございます。
by room7 (2011-03-14 22:08)