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松欅堂の”いま” [ デザインの部屋]

春休みの長男(推定10歳)を連れて、松欅堂を見に行った。

松欅堂は、お寺でもなければ和菓子屋でもない。美術館である。

画廊でもなければギャラリーでもなく、個人が運営する美術館である。

最初に訪れたのは今から30年ほど前。その後数度訪ねているが、ちゃんと中に入れとのはその内の半分ほどだろう。

どうやら会館時期や時間があって、その時以外は開いていないようなのだが(それもつい最近知った...)、行き当たりばったりの人生を歩んできた私は、そんな事前調査を行うことなく、目的地に向かっている。

5〜6年は訪ねていっていないと思うので、随分のご無沙汰である。時の経つのは早いものだ。しかしながら、愛知県が誇る名建築を子供に見せてやらなければ...という思いの私は、良い時期を見計らっていた。

今日こそは開館時間を確かめてから...と電話をかけてみた。「...現在...せん。」のアナウンス。

そんなはずは...と、ネットで電話番号を検索してみると間違いはないようだ。

まあ行ってみよう...と、春休みでお調子者になりきっている長男を隣に乗せ、豊田市の若林に向かった。

そこで見たものは...であった。

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原広司の才能が存分に輝いていたあの建築は...と、寂しい気持ちになった。
個人の所有である以上、しかたがないのかな...と自分にいい聞かせながら、やっとのことで車に乗った。長男がいなかったら、多分無事に帰り着けなかっただろう。
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