フェラーリができるまで。 [ デザインの部屋]
フェラーリの工場の様子が見ることができる。
もちろん、撮影を意識して整えられた光景だとは思うが、
それにしても美しい。
ロボットの代わりに人の姿が多く見られる。
3000人が働いているのだとか...
車に頬を寄せるように製作している様子など見ると、
物を作る時に大切なのは、
そのものとの距離感なんだということがよくわかる。
デザイナーもエンジニアも製造者も
その物にどれだけ歩み寄っているのか...
(精神的にも物理的にも)
その物の向こう側には、
それを使う人がいるのは確かなのだが、
作る側の心の籠った物は、
向こう側にいる人に伝わるはずだ。
ナショナル ジオグラフィック[DVD] フェラーリ スーパー・ファクトリーのすべて
- 作者: ナショナル ジオグラフィック
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2008/04/28
- メディア: DVD-ROM
「イタリアが誇る究極のスポーツカー、フェラーリ。
エンジンブロックの鋳造からボディーの仕上げまで、製造工程のほとんどが“職人たち”による手作業だ。ナショナル ジオグラフィックのカメラは、イタリア北部マラネロにある工場に入り、最新モデル「フェラーリ599」が誕生する過程に密着した。
そこは工場というより、芸術家の工房といった空間。800個ものエンジン部品を金属職工が丹念に加工し、縫製職人は最高の座り心地を約束する革張りシートを縫い上げる。併設されたコースでは、テストドライバーが走行性能を厳しく試していく。
工場で働く3000人を数える職人たちの誰もが、自らの手でフェラーリを生み出す喜びと誇りを感じながら、世界屈指の高性能車を送り出していく。(amazon)」