レッド・サンとアラン・ドロン [ 映画の部屋]
一昔前のイケメンというと、いや半世紀前?のイケメンというとアラン・ドロンだった。
これはもうあまり選択の余地がなく、「フランス人はアランドロンよりジャン=ポール・ベルモンドやジャン・ギャバンの方が好きだとか、ジェラール・フィリップの方が素敵だとかいう話はあったとしても、今ほどイケメンの幅が広いわけでもなく、メディアも限定されていたことから、好みが集中する傾向が強かっただろう。
仮に、アラン・ドロンが嫌いだったとしても、彼のイケメン性を否定する者はあまりいなかったと思う。
ただ、私がこの映画を見に行ったのは、別にアラン・ドロンが目的というわけではなく、どちらかというと、チャールズ・ブロンソンが目的だった。(う〜〜ん、マンダム世代である)。(三船敏郎の魅力に気づくのはもっと後になってからのことだ。)
「若者たち」や「太陽がいっぱい」を見る前だったので、アラン・ドロンに関しても、「なるほどハンサムだ」「キザなガンマンだ」ぐらいに思っていたと思う。
映画も、3大スターの役どころを均等に扱い、エンターテイメント性の高いもので、それぞれのファンが、それぞれの魅力をそれなりに堪能できる作品だったのかなーと思う。こういう映画があってもいいと思う。
レッド・サン (Red Sun/Soleil Rouge)
監督 テレンス・ヤング
脚本 レアード・コーニッグ、ローレンス・ロマン
製作 ロベール・ドルフマン
製作総指揮 テッド・リッチモンド
出演者 チャールズ・ブロンソン、ウルスラ・アンドレス、三船敏郎、アラン・ドロン
音楽 モーリス・ジャール
撮影 アンリ・アルカン
編集 ジョニー・ドワイヤー
配給 パラマウント映画、 東和
公開 1971年9月15日、 1971年11月26日、 1972年6月9日
上映時間 112分
製作国 フランス、 イタリア、 スペイン
言語 フランス語、英語、日本語
『レッド・サン』(Red Sun, 仏語: Soliel Rouge)は、1971年公開のフランス・イタリア・スペイン共作の映画。日本映画を代表する三船敏郎とハリウッド映画を代表するチャールズ・ブロンソン、フランス映画のスターアラン・ドロンの世界3大スターが共演した異色の西部劇。
アラン・ドロン やはり、とっておきのイケメンである。
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