子供に読んであげた本...ぼくは王さま/寺村輝夫・和田誠 [ 本の部屋]
昨夜、子供に読んであげた本。
私が子供の時にも、家で読んだ覚えがある。装丁は今のと違い、ピンクなどの暖色系のステッチ模様のようだったのを記憶しているが...。
寺村輝夫の「王さま」シリーズは、その後多数出版されているみたいだが(今、amazonで検索すると、11巻(こんなにあるとは知らなかった)...などが見られる)、私は、幼い頃に読んだ「ぼくは王さま」、この1冊だけである。
「ぼくは王さま」には、「ぞうのたまごのたまごやき」「しゃぼんだまのくびかざり」「ウソとホントの宝石ばこ」「サーカスにはいった王さま」の4つのお話が収録されている。どれも興味をそそるタイトルだが、「ぞうのたまごのたまごやき」というタイトルは秀逸だと思う。子供も、このタイトルに一番興味を持ったようだ。
私が、一番印象に残っているお話も「ぞうのたまごのたまごやき」。
挿絵と装幀は、和田誠。シンプルな線画でありながら、子供の心を引きつける。当時、和田誠は24〜5歳ぐらいだったのだから驚きだ。
怖い場面も無く、血肉わきおどる描写も無い...お伽噺としては最適なのかもしれない。
巻頭の言葉「どこの おうちにも こんな 王さま ひとり いるんですって」...は、今回改めて気がついた。子供は王さまなんだよね。
◆和田誠の挿絵
絵本 パパラギ―はじめて文明を見た南の島の酋長ツイアビが話したこと
- 作者: 和田 誠, ツイアビ, Tuiavii
- 出版社/メーカー: 立風書房
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
心引かれる本が多いな...。
ぼくは王さま、私も小学生の時、夢中で読んだわ。
なつかしい。
by ももこ (2007-01-22 00:06)
ももこさん、niceとコメントありがとうございます。
子供は、「ぼくは王さま」を気に入ったみたいです。昨夜も読みました...。
blogは、休み明け後、なかなか本格始動できないでいます...。
by room7 (2007-01-24 08:06)