ライプニッツ...混乱の中での生き方 [ 人の部屋/しりとり]
◆人名しりとり...ら
ライプニッツ(ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ)(Gottfried Wilhelm Leibniz/1646.7.1〜 1716.11.14)ドイツの哲学者・数学者・科学者・政治家。
ライプニッツは稀代の知的巨人といわれる。
ただ単に知識の幅が広いというだけでなく、その目指すところは、法学、政治学、歴史学、神学、哲学、数学、経済学、物理学、論理学等...といった17世紀の学問を統一し、体系化しようというものであり、また、当時強力であったフランスの政治的圧力を撥ね除け、ドイツの自立と発展のために、カトリックとプロテスタントを統一しようというものであった。
様々な混乱と対立の時代、世の中のバランスをとるために、自らの天才を捧げる。結果としてそれは報いられることのないものになるのだが、そうした不遇の晩年を、誰を恨むことなく、受け入れて死んでいく...。
「知」というものに対して、素直で自由で...可能性を信じた人間の一生ということなのだろうか...。
xml_xsl さん、nice! ありがとうございます。
by room7 (2007-04-24 21:20)