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髪結いの亭主/パトリス・ルコント [ 映画の部屋]

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「髪結いの亭主(1990年)」の原題は「Le Mari de la coiffeuse」...ってそのまま...フランス語にもこんな言葉があるのかと驚く...が、多分、日本での使われ方とは意味は異なると推察。日本の髪結いの亭主はリアリスティックな存在(!?)だが、フランスの髪結いの亭主はロマンティックな存在に映る。

子供心に芽生えた思いが、大人に成って叶ったら、その後はどうなる? 欲深き人には次なる目標が生まれでるのだろうが、パトリス・コントの描く人物にそんな人はいない。...そんな出来事は起こらないまま終わってしまう...終わらせてしまう。

私は、ジャン・ロシュフォール(Jean Rochefort)という役者が好きだ。

◆映画の解説
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD15971/index.html
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/17301/

PatriceLeconte.jpgパトリス・ルコント(Patrice Leconte/1947.11.12〜 )フランスの映画監督・脚本家。
IDHEC(フランスの高等映画学院)で映画監督になる勉強をした後、漫画家・イラストレーターとして漫画雑誌社で働き、1975年以降に長編映画の製作をはじめる。


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コメント 3

whitered

こんにちは。「仕立て屋の恋」は原題もそうなんですか。前に観ましたが、雰囲気だけは覚えててもどんな荒筋か忘れてしまいました。また見直してみます。フランス映画は、小品ながらいいものがありますね。
by whitered (2008-07-13 08:58) 

room7

whiteredさん、nice! とコメントをありがとうございます。「仕立て屋の恋」の原題は、「Monsieur Hire」で、日本語で言うと「イール氏」といったところでしょうか。メグレ刑事シリーズで有名なジョルジュ・シムノ
ンの「イール氏の婚約(ハヤカワ文庫)」を原作としています。「仕立て屋の恋」の製作は1988年、「髪結いの亭主」は1989年と「髪結いの亭主」の方が後なのですが、日本での一般公開は、「仕立て屋の恋」の方が後で、しかも「髪結いの亭主」が日本で当たっていたことから、日本語タイトルを付けた人が、多少意識して(調子に乗って?)、このタイトルにしたと思われます。

by room7 (2008-07-14 16:20) 

room7

takagakiさん、xml_xslさん、nice! をありがとうございます。
by room7 (2008-07-14 22:03) 

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