電卓 in 60's [ デザインの部屋]
「世界で最初の電卓は英国Bell Punch社が1962年に販売したAnita Mk Ⅶ、Mk 8 」だったようである。「日本では1963年にパラメトロン素子を使った電卓アレフゼロ 101が大井電気から発売され、1964年にはトランジスタを使用した電卓CS-10Aがシャープ(当時早川電機)から、Canola 130がキャノンから発売された。」ようである。
(出典:初期(1960年代)のデスクトップ電卓 http://www.dentaku-museum.com/calc/calc/91-bunrui1/10-desktop/desktop.html)
それらの写真も、このサイトで見ることができる。
ボタンの数を始め、各社の計算機は個性的で見ていて楽しい。60's..という諸事の黎明期には、各社で独自のコンセプトに基づいた挑戦的な商品が数多く生み出されていたのだろうか。
一方、「卓上に置く」ということから導きだされたシルエットは、各社共通のものであり、エルゴノミクスに忠実...ということなのだろうか(真面目に奇をてらうことなく)。
そう考えると、この電卓の決してスマートでない形態も気が遠くなるほど多いボタンも...一種清々しい気持ちで受け止めることができる。
SHARP Pythagoras スタンダード関数電卓 10桁 253関数・機能 EL-509F-X
- 出版社/メーカー: シャープ
- メディア: Personal Computers
シャープ 12桁中型卓上デザイン電卓 EL-N802-SX(シルバー)
- 出版社/メーカー: シャープ
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
シャープ 12桁大型卓上電卓(加算機方式) CS-2130L
- 出版社/メーカー: シャープ
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
今のシャープの電卓はこんな感じだ。スマートで扱いやすく、値段も安い。シャープ一社でも多様な用途に応じた機能別電卓に細分化されている(時代だ!)
当時はすごく高かったと思うんですけど、
今では100均でも買えるぐらい・・。
技術の進歩ってすごいですよね☆
当時の最先端の技術がこの箱の中に
詰め込まれてるんでしょうね☆
by とみっち (2011-02-28 12:45)
とみっちさん、ありがとうございます。そう、100均でも買えるんですよね。このころは、車1台分の値段だったそうです。
by room7 (2011-02-28 23:27)
ともちんさん、(。・_・。)2kさん、ryo1216さん、私が三人目さん、xml_xslさん、shioさん、nice! をありがとうございます。
by room7 (2011-02-28 23:28)