草野心平の蛙 [ 人の部屋/しりとり]
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草野心平(くさの しんぺい/1903.5.12〜1988.11.12)日本の詩人。
子供の頃、宮沢賢治について調べていると、必ず草野心平に行き当たった。草野心平自身の詩についてはよく知らないでいたが、彼の語る「宮沢賢治論」は強く心に残っている。
宮沢賢治の作品は、生前、ほとんど世に出ていない。知る人も少ない、一地方の教師・農業家であったろう。宮沢賢治は1896年8月の生まれだから草野心平より7才年上だ。しかし37才で没した宮沢賢治にかわって、宮沢賢治の作品を発表し続けたのは、草野心平といってもよいのかもしれない。7才年下ながら、宮沢賢治文学の生みの親的存在だ。それだけの出会いを、草野心平はしていたのだろう。と同時に草野心平の人柄が伺える。
草野心平は蛙の詩人とよくいわれる。蛙についての詩を多く残しているからだろう。
◆ いわき市立草野心平記念文学館
http://k-shimpei.jp/
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草野心平(くさの しんぺい/1903.5.12〜1988.11.12)日本の詩人。
子供の頃、宮沢賢治について調べていると、必ず草野心平に行き当たった。草野心平自身の詩についてはよく知らないでいたが、彼の語る「宮沢賢治論」は強く心に残っている。
宮沢賢治の作品は、生前、ほとんど世に出ていない。知る人も少ない、一地方の教師・農業家であったろう。宮沢賢治は1896年8月の生まれだから草野心平より7才年上だ。しかし37才で没した宮沢賢治にかわって、宮沢賢治の作品を発表し続けたのは、草野心平といってもよいのかもしれない。7才年下ながら、宮沢賢治文学の生みの親的存在だ。それだけの出会いを、草野心平はしていたのだろう。と同時に草野心平の人柄が伺える。
草野心平は蛙の詩人とよくいわれる。蛙についての詩を多く残しているからだろう。
秋の夜の会話
さむいね
ああさむいね
虫がないてるね
ああ虫がないてるね
もうすぐ土の中だね
土の中はいやだね
痩せたね
君もずゐぶん痩せたね
どこがこんなに切ないんだらうね
腹だらうかね
腹をとつたら死ぬだらうね
死にたくはないね
さむいね
ああ虫がないてるね
◆ いわき市立草野心平記念文学館
http://k-shimpei.jp/
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xml_xslさん、takagakiさん、いっぷくさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-05-24 23:14)