拡大するYouTubeのビジネスチャンス

YouTubeのビジネスチャンスが、さらに拡大しようとしている。YouTubeの映像が携帯電話で見ることができるようになりそうだ（ただし、アメリカでの話．．．今のところ）。

YouTubeは、米通信事業者Verizon Wirelessと提携し、Verizonの「VCast」のサービスを使って、12月から、YouTubeの映像を携帯電話で視聴できるようにするらしい（視聴には月額15ドルが必要）
http://blog.japan.cnet.com/staff/archives/003385.html

利用イメージとしては．．．見たい映像のキーワードを登録しておいて、Googleあたりからメールが届き、いち早く確認できるようになるのではないか．．．。日常生活において、YouTubeとの接点は、ますます増えていくのだろう。

接点が増えていけば、直接的な広告収入も増えるだろうし、TV番組の視聴率を上げ、二次的なメリットを期待することもできる。

それにしても、TVの視聴率を上げる効果があるとは。普通、視聴率を７％上げるのは、並大抵の努力（コスト）では無理だろうに。というわけで「The Late, Late Show with Craig Ferguson」。

http://www.youtube.com/watch?v=wCT5FJN69-E
出演しているのは、俳優・コメディアンの Eddie Izzard。
詳しくは、オフィシャルサイトをご覧ください。
http://www.eddieizzard.com/

それにしても、アメリカの人はこの手の番組が好きなんだろうな．．．アメリカ版「徹子の部屋」といったところなのだろうか。対談の座り方が日本とは異なるところが面白い。司会者にデスクは必需品なのだろうか。

YouTube のビジネスモデル

YouTube（ユーチューブ）による新しいビジネスモデルの予感。さすがGoogle（グーグル）。目の付けどころが違う。YouTubeにコンテンツの取り下げを要求した日本の企業との比較が面白い。iPod＋iTunesのビジネスの急成長と同じような雰囲気を感じたりもする。（日本企業の出遅れ感も同様か．．．？）

http://japan.cnet.com/column/somethingnew/story/0,2000067121,20326627,00.htm
http://www.youtube.com/press_room_entry?entry=oJpEXVevcKg
（以下、cnet.comのニュースから）
「CBSが自社の番組をYouTubeで公開した10月18日以降、これらの番組のビデオがYouTube全体のなかで最も高い人気を誇るコンテンツになっているだけでなく、いくつかの番組についてはテレビ放送の視聴率も向上しているという。

　具体的には、11月1日～17日の間にYouTubeでトップ25入りをはたした2つの番組--「Late Show with David Letterman」が20万人（+5％）、また「The Late Late Show with Craig Ferguson」が10万人（+7％）の視聴者をそれぞれ増やしたという（10月18日以前と比較して）。このプレスリリースには、こうした増加の原因を「YouTubeでのビデオ公開に、一概に帰せるものではない」としつつも、「YouTubeが相当数の新規視聴者をそれぞれの番組にもたらしたと信じている」との両社のコメントが記されている。」

◆Late Show with David Letterman とは、こんな番組。

http://www.youtube.com/watch?v=dO07gbrBEk8
出演しているのは Eva Longoria。TVなどで活躍している女優さん。詳しいことは、オフィシャルサイトを見てください。
http://www.evalongoria.com/

◆関連記事(CNET.com から)
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20266827,00.htm
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20265948,00.htm

それはともかく、これからもYouTubeを楽しみたい。